最近、中国製のスマホ用の充電用の電池(バッテリー)が、スマホを充電中、あるいは電池そのものを充電中に発火、もしくは爆発し、火災となった事故が多数発生している【写真】。
火災で家財一切を焼失し、賠償請求先も定まらず、泣き寝入りに追い込まれている人もいる。通販会社も中国のメーカーも責任を取らない。
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いっぽう、中国製の電気バスは、大阪万博ではお馴染みだが、全国ですでに約300台も使われている。
その中国製の電気バスが、とんでもない事故を起こしている。日本製の電気バスにはありえないことだ。
今年(2025年)9月1日、大阪メトロの中国製電気バスは、大阪市内を回送中で走っていたところ、中央分離帯に乗り上げてしまった。
運転手は事故後、
「衝突直前、ハンドルを左に切ったが、右に流れていくような感覚があった。車体をコントロールできなかった」
と説明した。
同電気バスは「EVモーターズ・ジャパン」(北九州市、EVMJ)が中国の複数のメーカーから輸入したもの。
中国はもとより、韓国やタイでも中国製の電気バスの暴走や火災が発生しているという(自動車評論家 国沢光宏氏ブログ)【写真】。

◆野次馬的都々逸もどき72
中国製の バスも電池も
命財産 無くしちゃう
♬ハァ、安物買いの銭失い、危ないぞ、危ないぞ。
中国製品は「安かろう悪かろう」は定評
食品にせよ、工業製品にせよ、どの様な商品にしても、中国製品は「安かろう悪かろう」は定評である。
これは材料の品質、製造技術、および検査技術が日本のレベルよりはるかに稚拙であるからだ、と推定される。実車の走行テストを何十万キロしたのだろうしたのだろうかと心配になる。
事故後の対応も、日本人からみれば信じられない隠蔽体質なので、事故の原因解明などは、とうてい期待できない。
大事故車両、ひと晩で地中へ隠蔽
かつては、新幹線が死者40名も出す大事故を起こした時に、その車輌を一晩のうちに地中に埋めてしまって「知らぬ、存ぜぬ」を決め込んだ事があった【写真】。
2011年7月浙江省温州市での事である。
これが中国人の体質である。そんな民族の作った製品を信じる方が愚かである。
バスの事故にせよ、電池の事故にせよ、日本の関係省庁から総点検の指示が出ているようだが、何を今さら、の感は免れない。

二つの問題点
問題は二つ。
1)そんな不良品の輸入が、何故許可されているのかという法的な問題。法があってもその目をかいくぐってくるのが狡猾な輩である。日本人は脇が甘い。
2)「安かろう、悪かろう」を承知で買う、購買者側の貧乏根性。中国製の電気バスの価格は、国産品の40%程度だという。しかし、事故で人命にかかわる事態が発生したらどのように対応するつもりか。
日本人が、謙虚に、しかも緊急に対応しなければならない課題だ。
日本人は騙しやすいです。騙される方がバカでしょ
「日本人は騙しやすいです。騙される方がバカでしょ」
かつて酒席で韓国人の部下は、そう囁いた。憎らしいが、言い得て妙である。
「安物買いの銭失い」に似た諺
「安物買いの銭失い」に似た諺は英語にもある。
「You get what you pay for」は「払った金額相応のものしか手に入らない」という意味。
「Penny wise and pound foolish 」は小銭(penny)には賢明だが、大きな損失(pound)には愚かである、という意味。
◆中国製品の購入、使用には注意してしすぎることはない。

