マクドナルドでの恥ずかしい想い出

昭和の青年

本稿は自分のfacebookに掲載したものの転載です。

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聞き取れなかった「マクドナルド」

1985年の40歳ぐらいの時にニューヨーク本社へ出張があった 。アメリカ 出張はロング ビーチに続いて2 回 目。

ランチタイムに、やや上品と感じられる本社の中年女性と二人で食事に行くことになった。

私は全国通訳案内士(*)の資格を持っているが、英会話は得意ではない。英会話力は、海外留学も海外駐在の経験もなく、ひたすら国内訓練で身に付けたものだった。

(*) 英会話能力はTOEICで900であれば試験免除、TOEIC800ぐらいが合格圏内と言われる。

自分で言いたいことは何とか言えるのだが、リスニングに難があった。

彼女が、

「XXXXXXって日本にもあるわよね。そこでいいかしら」

と言ってきた。

ところが何回か聞き直してもXXXXXXの部分が何としてもわからない。

結局は身振り手振りで、

「なぁんだ、マクドナルドのことか」

と、やっとわかった恥ずかしい経験がある。

1971年に東京・銀座に第1号店を出店したマクドナルドを知らないわけはない。

しかし、それをネイティブの発音で

「マッドゥーナ」

のように「ドゥ」の部分を強くいわれても、なかなかカタカナの「マ・ク・ド・ナ・ル・ド」には結びつかなかったのだ。

しかも、それまでの外人ビジネスでスコットランド系の姓のマクドナルドさんにはあったことがなかった。

なお、関東地方ではマックと略すが、関西地方ではマクドとかいうそうだ。

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下品な喰いちぎり

筆者はマックにしろ、他のハンバーガーにしろ、あれを顎も外れんばかりに大口を開けて喰いちぎるのは、下品だと常々思っている。基本的に食べ物は下品に食べるほど美味いと言われる。しかし、それは一人の時だ。

和食では、大きな料理は箸で一口大にしてから口へ運ぶのが作法というものだ。作法とは他人に不快感を与えないことである。西洋でも食べ物をDon’t bite off.(喰いちぎるな)と言われる。犬と同じだからだ。

しかし最近では、四角い食パンをじかに喰いちぎり、そこに歯形が残るのも、女性でも、もはや当たり前になった。

飲料ボトルを立ってラッパ飲みにするのも、行儀が悪いなんて誰も言わない。TVCMでもそうしているしね。ああ、昭和は遠くなりにけり。

件(くだん)の女性は、ハンバーガーをナイフとフォークで食べていたが、これはこれでまた私は違和感を感じた。

ハンバーガーはもともと素手でつかんで食べるカジュアルな食品だから、喰いちぎっても別に目くじらをたてることはあるまい。

しかし、厚さ10㎝もするようなものを、若い女性は大口を開けて喰いちぎらないで欲しい。食パンの喰いちぎりもやめて欲しい。お里が知れるよ。

【写真出典】ハンバーガー→小田原箱根新聞 マクドナルドの商品ではありません。

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