ライダイハンを黙殺し、慰安婦問題で謝罪を要求する韓国の狡猾

韓国

ベトナム戦争中に韓国軍兵士が、ベトナムの女性を凌辱・強姦してできた子らをライダイハンという。韓国兵士は、ライダイハンをベトナムに残したまま帰国した。

ライダイハンはいまでは50代となっている。敵兵士の子ということで、ベトナム社会では今日まで冷遇され、経済的に困窮している。

当時の韓国兵士は、今ではおよそ70代で兵士時代の功績を称えられ、韓国内で余生を送っている。

韓国は、歴史的に存在しなかったことが明らかになった、いわゆる慰安婦問題で日本に謝罪を何回も執拗に要求し、10億円もの拠出金も受け取っている。外交関係に関するウイーン条約では外国公館の威厳を侵害してはならないと定められているのに、在ソウルの日本大使館前の慰安婦像も撤去しない。

しかし一方では、1966年から1968年にかけてベトナム戦争に参戦した韓国軍(32万人)は、ベトナム人多数を虐殺した。のみならず女性への凌辱・強姦によって生まれた子供はベトナムに置き去りにし、自分たちは韓国へ帰っていった。

子らは「ライダイハン」と呼ばれている。ライダイハンのライはベトナム語で「混血」を意味し、ダイハンは「大韓」のベトナム語読みである。参戦した韓国軍兵士の中で後に大統領になった者に全斗煥や盧泰愚がいる。

ライダイハンの正確な数は、はっきりとは分かっていない。
‐ 1,500人(『朝日新聞』1995年5月2日)、
‐ 少なくとも3,000人・最大20,000人(『京郷新聞』)、
‐ 最小5,000人・最大30,000人(『釜山日報』2004年9月18日)など諸説ある。

 

韓国、ライダイハン問題を黙殺

韓国政府は、このような自らのベトナムにおける女性への凌辱、強姦、蛮行、その結果のライダイハンの存在にはほっかむりし、ありもしなかった慰安婦問題では日本に謝罪を執拗に何回も要求している。なかった問題なので慰安婦と日本人兵士との間に子供などはいはしない。

このような国家によるダブルスタンダード(二重規範)によるご都合主義は韓国の得意技ともいえる。

当時、ベトナム兵の間では「韓国軍と戦うより米兵と戦った方がまし」と言われた。米軍は爆弾は落とすものの地上での戦闘には及び腰。これに対して、韓国軍は徹底した地上戦に臨み、相手軍をとことん殺戮した。民間人も容赦なく殺すのが韓国軍の戦い方だった。その残酷極まる虐殺ぶりは今でもベトナム人古老の間で語り伝えられている。

韓国軍によるベトナム民間人に対する大量殺戮が世に知られるようになったのは、1990年代になってからである。ベトナム軍の内部調査資料に同国中部の100か所以上の村で主に老人、婦女子らの非戦闘員(民間人)合計5,000~9,000人が虐殺されたことが記録されていたという。

ベトナム、韓国政府の姿勢

【韓国政府】ライダイハンは強姦によるものが多数含まれているとされることから、韓国軍による戦争犯罪として問題視されている。しかし、韓国政府はライダイハン問題の存在を黙殺し、一切の対応をしていない。

2018年、文在寅大統領が公式の謝罪を出そうとした時、ベトナム側による水面下での交渉で文大統領の謝罪は流れることになった。

【ベトナム政府】ベトナム戦争に関する韓国政府に対する批判は控えめで、二国間の友好関係維持を原則的立場としており、謝罪の要求はしていない。またライダイハンの名誉回復や支援なども行っていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

イギリスでの動き

イギリスではこの韓国の国際的な犯罪を広報・追求するために「ライダイハンのための正義」(Justice for Lai Dai Han)という市民団体が、2017年9月12日に設立された。
「ベトナム戦争において韓国軍兵士からの性的暴行に遭った女性たちが苛酷な人生を送っていること」を知らしめるのが目的。イギリスの市民活動家であるピーター・キャロルが呼びかけ人となって設立された。

ロンドンで開かれた設立イベントには労働党のジャック・ストロー元英外相も参加している。団体のメンバーの英国人フリージャーナリスト、シャロン・ヘンドリーは、ライダイハンを育てたというベトナム人女性7人に聞き取り調査を行っており、「韓国兵は多くのベトナム女性に性的暴行を加えたり、慰安婦として強制的に慰安所で働かせていた」と報告している。
出典:weblio辞書

韓国のこのようは狡猾さを許してはならない。

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