Masaato blog文学部、facebookに登場した名著 #5

文学系

 このブログでは私が自分のfacebookに書いた記事の中から、文学を中心とした芸術全般に関わる記事を特集しています。

◆これまでに以下の4記事が公開されてます。
Masaato blog文学部、facebookに登場した名著 #1
『味覚極楽』『源氏物語』『万葉集』『人知れず微笑まん』
Masaato blog文学部、facebookに登場した名著 #2
『ガンを叩き出した男 末期ガンからの生還』『伊豆の踊り子』『早春賦』『春の海』
Masaato blog文学部、facebookに登場した名著 #3
『経盛集』『不死鳥』(巨大絵画)『伊豆の踊り子』『夜明け前』
Masaato blog文学部、facebookに登場した名著 #4
『シベリア抑留』『蝉丸』『映画・ひまわり』『源氏物語・空蝉』

◆好評人気読み物『NEWPORT通信』ぜひお読みください。

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1 映画「あの庭の扉をあけたとき」に出演

佐野洋子の同名の小説の映画化(松坂慶子他出演)。2021年に主に福島県の「ブリティッシュ・ヒルズ」で撮影。主人公の少女の祖父役を”熱演”しました。
2022年の10月28日から全国の映画館で公開されました。撮影日と公開日が1年以上もあったので、鑑賞?するのをコロッと失念していました。
きょうネットサーフィンをしていたらたまたま私の映像がヒットしたので、チェックしたらもう公開は終了していた。仕方ないので予告編にかろうじて残っていた私の映像を確保しました【写真】。
ところで、主な撮影現場となった「ブリティッシュ・ヒルズ」は、(ホームページによれば)「学校法人佐野学園の創立者で初代理事長である佐野公一が、経済的理由から海外留学が出来ない学生も、日本において英国留学と同じ体験ができる、語学および異文化学習のための理想的な研修施設設立を思い立ち、第三代理事長 佐野隆治がこれを実現させたものです。」
営業開始は1994年ですが、広大な土地や建物にカネはかけたものの集客が思うに任せなかったようです。そんな折、佐野隆治氏と私は都内のとあるクラブで偶然出会い、私がPR(パブリック・リレーションズ)の専門家であるということで、同施設の広報活動をさせていただくことになったのです。
したがって、映画撮影では関係者一同、同施設への訪問は初めてでしたが、私は同施設を何回も訪れ、宿泊もしており、同構内は目をつぶってでも歩けるようなところでした。
素晴らしい施設ですので、ぜひ訪れてみてください。因みに、同施設内は英語が原則で、おカネもポンドに両替(売店やパブで使用)、受付もレストランのスタッフも全員外国人で英語で話します。まさに「パスポートのいらない英国」です。(2023年7月15日記)

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2『ティファニーで朝食を』なぁんちゃって!

『ティファニーで朝食を』 という映画が1960年に 初上映されました。
これに因んで というわけではありませんが、わが家では最近、県立相模原公園で朝食をとることにしています。前立腺ガン撃退の一案として、毎日、早朝に「スポーツ散歩」をしているのです。
二人とも朝5時頃目が覚めます。それから卵焼きを作ったり、ソーセージを炒めたり、サラダを作ったりします。
それらを持って公園に車で向かいます。まだ時間は6時前ですから道路はガラガラに空いています。
公園に着いたら、決めてあるコースを速足で散歩します。約4.5kmです。
終わってから 具合のいいベンチとテーブルを見つけてそこで朝食セットを開きます。時間が早いので人はほとんどいません。ウグイスや森のほかの小鳥たちが、気持ち良さそうにさえずっています。
最近では日中は暑いので、朝の早いうちにこうして決められた時間を歩くようにしています。
コースの途中にある景色を何枚かの写真でご紹介しておきます。かわいい彫像は相模原市立相模原麻溝公園と神奈川県立相模原公園を結ぶ「りりちゃん橋」の欄干に付けられています。
ところで『ティファニーで朝食を』という映画ですが・・・・・、
舞台は1960年のニューヨーク。 夜明けの五番街。 安アパートに暮らすホリー(オードリー・ヘップバーン))の日課は、一流宝石店ティファニーのショー・ウィンドウを見ながら、朝食のクロワッサンを食べることだったのです。
残念ながら、ティファニーの本社には食堂はありません。(2023年7月12日記)

3 英語本出版

To my friends who handle English daily,(毎日英語で暮らしている海外の皆さま)

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、日本酒に関する本を英語で書いています。
『和食への招待 伝統的和食の真髄』、
『庶民的日本料理20選』および
『日本の童話』は、いずれも電子書籍でAmazon.com からすでにI発売中です。
am writing an introductory book on Japanese sake, also known as rice wine, in English for non-Japanese people. Once completed, the book will be available on Amazon.com as an electronic book.I am very passionate about Japanese sake and enjoy sharing it with my family and friends. However, I am unsure about what aspects of Japanese sake you would like to learn about, such as the best time to drink it, pairing it with different dishes, and the various types of Japanese sake available.Could you please message me on Facebook Messenger and let me know your preferences?
I have published eleven e-books on Amazon.com, three of which are written in English. You can find these books by searching for “Masato Niitsu” in the search box.
The titles of my English books are:
“Invitation to WASHOKU: The Essence of Traditional Japanese Cuisine”
“The Best 20 Japanese Dishes”
“Japanese Folk Tales”
Thank you and I look forward to your feedback.
Sincerely,
Masato Niitsu(2023年7月6日記)

4 『カサブランカ』“Here’s looking at you, kid.”(君の瞳に乾杯!)

家人が面倒を見ているカサブランカが元気よく咲いている【写真】。
香りが豊かで、夜、ときおり、2階の寝室まで忍び込んでくる。
花もきれいだが、カサブランカといえば我々世代には映画の『カサブランカ』(1942年アメリカ映画)に馴染みがある。添乗員の仕事でモロッコには2回行ったが、往復の飛行機のなかでこの映画を何回か繰り返して観た。
主演ハンフリー・ボガートによる名セリフ「君の瞳に乾杯」でも広く知られる名作ラブロマンスで、共演のイングリッド・バーグマン【写真】もなかなかいい。
ハンフリー・ボガートが、日本の仁義に通ずるような役を演じるところがなかなか好感を持てる。彼のセリフ“Here’s looking at you, kid.”(君の瞳に乾杯!)はあまりにも有名だ。気障っぽく、何回も練習しました、ハイ。
また、テーマ曲の『As Time Goes By』も要所要所でピアノ曲として流れ、情感を盛り上げる。
あるとき東京・銀座の酒場で、女性がこの曲を弾きだしたので、曲名を言ったら、えらく喜んでくれた。
花と映画は関係はないみたいだが、「カサブランカ」はスペイン語で、「casa」は家を意味し、「blanca」は白いという意味があるそうだ。
花の名前と映画の題名は関係はないみたいですが、「カサブランカ」モロッコ最大の都市です。スペイン語で、「casa」は家を意味し、「blanca」は白いという意味があるそうです。
15世紀にポルトガル人がこの町を建てた際、「白い家」と名付けたのがその地名の始まりです。(2023年7月2日)

5 ガン克服後再現ドラマ第1作放映

この体調なら、以前出演したどの再現ドラマでもいける!そう思って事務所に役者復帰を申し出ました。5月末のことでした。運よくすぐに仕事に恵まれ、その第1作が本日TBSTVで07:00から放映されました。番組名:「健康カプセル元気の時間」
放映は7月9日と聞いていましたが、それが本日放映されちゃったのです。1週間の繰り上げ放映の事情は、私ら役者や事務所ではわかりません。そういう業界なのです。トホホ・・・。
痛風の痛さに悶える男性を演じたのですが、放映時間はほんの5秒程でした【写真】。私の部分だけの撮影時間は4場面でほぼ30分で、1日拘束の仕事でした。(2023年7月2日)

6 うつくしきもの

                         日課で、神奈川県立相模原公園に行く。
前立腺ガン撃退の一案としての「スポーツ散歩」のためだ。
幼稚園や保育園にまだ入れない二、三歳の子が、母親と遊びに来ている。
私らはその子らによく話しかける。母親とも言葉を交わす。
二、三歳の子らといえば、次のような古文を思い浮かべる。
大学受験を夢中で頑張ったお蔭?だ(笑)。
「二つ三つばかりなるちごの、急ぎてはひ来る道に、
いとちひさき塵のありけるを目ざとに見つけて、
いとをかしげなるおよびにとらへて、
(たいそうかわいらしい指につまんで)
大人などに見せたる、いとうつくし」
「うつくし」は、清少納言がこの『枕草子』を書いた平安時代のころは「かわいらしい」という意味である。現代のように、ただ、きれいという意味になったのは、かなり後だ。
しかし、「二、三歳くらいの幼子」といえば、いまではハイハイどころか、二足歩行?で飛び回っているけど、当時はまだハイハイだったのかね?(2023年5月12日)

7「シャボン玉飛んだ」の悲しい背景

近くの神奈川県立公園へは毎日行く。ガン撃退を込めて5km歩くのを日課としている。血流促進は万病を寄せない。
公園に平日には、2歳くらいまでの子が母親と連れ立ってきている。その子たちが シャボン玉で遊んでいるのを見るのは楽しい。今では色々なシャボン玉遊びの道具が発達している。 私らが子供の頃は麦わらと普通の石鹸を水に溶いたものだった。そこに砂糖を少し入れると粘り気が出てシャボン玉が大きく膨らんだものだ。
シャボン玉といえば 次の歌が思い出される。
♬シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた
2番は次のようになっている。
♬シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こわれて消えた
風、風、吹くな
シャボン玉飛ばそ
2番の歌詞はよく読むと悲しい。
この歌詞は、ある日、村(茨城県多賀郡磯原村)の少女たちがシャボン玉を飛ばして遊んでいるのを見た作詞者の野口雨情が、娘が生きていれば今ごろはこの子たちのように楽しく遊んでいただろうと思いながら書かれたものであるという俗説がある。人形のようにかわいかった娘・みどりは生後7日目に夭逝した。
しかし長女・みどりが死んだのは「しゃぼん玉」発表(大正11年)の14年も前だという。作詞の時と離れすぎてやしないか、という指摘もある。また雨情は次女・恒子を大正13年9月に2歳で亡くしている。こちらは作詞後である。
娘たちの旅立ちの時期と作詞時の検証?はともかく、いとおしかったであろう娘の死が絡んでいるとなるとこの詩は悲しく淋しい。(2023年5月12日記)

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