ワクチンパスポートを考える指標 マイナンバーカードがベスト

健康/スポーツ/アウトドア

新型コロナウイルスのワクチン接種履歴を示す「ワクチンパスポート(証明書)」が話題になっている。

国内のみならず国際的な人流を回復し経済を再生したり、感染症の予防・収束上の公衆衛生の視点から、私はこれは必要だと考える。

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ワクチンパスポートを考慮するポイント

次の点を考慮する必要がある。

1)ワクチンを接種しない2種類の人びと

国の、あるいは国際的な感染症予防や感染症収束など公衆衛生の観点から、誰でもワクチンを接種するべきであろうが、日本では法が整備されていないので、接種する、しないは個人の判断に委ねられている。接種していない人びとには2種類ある。

① 副反応等を恐れてあえて打たない「不接種」の人びと。

② 体調や接種環境などの理由でワクチンを打てない「未接種」の人びと。

現在、②の人が多い段階では、その人びとが接種済みの人びとより不利益な扱いをされないように慎重を期する必要がある。

①の人びとは、接種済者の副反応の経過を観察している。本人の意思にかかわらず陽性者、症状が顕在化しない保菌者(ウィルス運搬者)である可能性は高く、それゆえに「三密」を避け、手指消毒・うがいの励行、それにマスク着用は緊急事態宣言下のように励行していただく必要がある。飲食店やその他の施設の利用もその利用基準をクリアする必要がある。

だからと言って、その人々は公衆衛生上の観点から社会的に不利益な扱いを受けている、とは言えない。

逆に、接種済者は副反応のリスクを覚悟して、ワクチンの検証に貢献したと考えられる。

2)ワクチンパスポートの活用

ワクチンパスポートは、国際線の飛行機に乗るときのみならず、国内外の飲食店や商業施設、運動競技場など、あらゆる施設で提示して本人が新型コロナウイルスに感染していないことを証明する。

3)ワクチンパスポートの形状

現在、日本国内では新型コロナウイルス・ワクチンを接種すると、1回ごとに「新型コロナウイルス予防接種済証(臨時)」という縦20x横45mmのシールを、接種券に貼ってくれる。これには、ワクチンの製造番号、(接種できる日の)最終有効年月日、および製造販売会社名が印刷されている。顔写真はついていない。シール外に接種日を手書き記入する。したがって、報道されているようにワクチンを3回も接種されたなどということは考えられない。

①紙の証明書

政府は、これとは別に(これの発展型かもしれない)、

紙の証明書、の発行を検討している。顔写真を入れなければ意味がない。悪用される。しかも紙の証明書では、入国手続きに8時間もかかると予測されているそうだ。デジタル庁が2021年9月1日に開設されることだし、デジタル化すべきだろう。

②「マイナンバーカード」

しかしすでにICカード内臓のカラー顔写真付き「マイナンバーカード」が普及途上なので、これに接種記録を入力すれば、あとはチェックされる国内外の施設でそのカードを読み取り機にかざせば1秒で陰性が証明できるではないか。飛行機の国際線でも同様である。

③スマートフォン

このほかに、政府がワクチンの接種証明を個人のスマートフォンに送り、これを証明書として欧州連合(EU)などでは使っているとのことである。これはスマートフォンを持たない人びとへの不利益にならないか。

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