ガン何するものぞ! 【8/8】前立腺ガン同病者への激励 明るく軽快な闘病記

ガン撃退記

連続読み物ではないので、以下の内容のどこから読み始めてもお楽しみいただけます。

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1. 速歩はガン撃退の王道だった TV番組「タモリ・山中伸弥の!?」で立証

【2026年5月4日】

本稿は、ガンを一時的に排除できているキャンサー・サバイバー(ガン生存者)のドヤ顔話ではなく、ガンを予防したいご同輩、あるいはガンを撃退したいガン患者にお役に立てばと投稿するものです。

2,900字もの長文です。ご興味のある方はぜひ。

1-1. 異常数値に医師も仰天

2022年2月にロシア軍がウクライナへ不埒(ふらち)にも侵略した。その年の8月、私は腰痛で行きつけの中堅級の病院(157床)へいった。

血液検査で、CRPの値が異常に高いことが判明、その場で入院、即精密検査ということになった。なんだ、なんだ、という驚きだった。

コロナ禍全盛のころで、入院はしたが家内とは面会もできず、仮に旅立つことにでもなれば、家内は私との再会は火葬済みの骨ということになる頃であった。

CRP値とはC反応性蛋白(C Reactive Protain)のことである。体内で炎症や組織破壊が起きると血液中で増加するタンパク質の分量値だ。

感染症、膠原病、心筋梗塞、および悪性腫瘍などの時に急激に上昇し、炎症の強さや治療効果を判定する指標として用いられている。

この値が、即刻の入院・精密検査を要するほど異常に高かったのだ。しかし、体内で炎症や組織破壊が起きているといっても、それがどの部位で何に起因するものかは、医師にもわからなかった。私的には、別にどこか痛かったり、気分が悪かったわけでもなかった。

その日には医師は原因究明ができなかった。当方も、不安を煽られる。

翌日になって、泌尿器科の医師も出てきて、再度、採血しT-PSAの数値を測定した。T-PSAはTotal Prostate-Specific Antigenの略で、簡単に言うと、前立腺ガンの腫瘍マーカーである。

これがまた、医師もひっくり返るほどの異常に高い数値で、2,000を超えていた。この数値は、健常な成人男性の場合、4.0を超えたら「前立腺ガンのチェックをしましょうね」という数値である。

入院後、点滴などによりCRPもT-PSAの数値も小康状態になった頃、泌尿器科の医師はこう宣(のたま)わったものだ。

「いやぁ、あの時は1年持つかなぁと思いましたよ」

症状としては前立腺ガンのステージⅣ(末期)で、全身のあちこちに転移しており、手術による切除はできなかった。

入院して3食絶食、薬品、栄養剤など各種点滴だけで3週間を過ごした。絶食により体重は激減し、つまり筋肉も減少するので、歩くこともままならず、院内で車椅子を使わざるを得なかった。

1-2. 要請して退院、速歩の開始

3週間で点滴治療は終了となった。となれば、病院にいる必要はない、と私は思った。医師団としてはあと1ヵ月もいて体力回復を目指したいところだった。

しかし、そんなことをして病院で燻(くすぶ)っていては、治るものも治らんと思い、主治医に退院を要請した。あと1週間で、食事をお粥から正常食にまで戻し、一人歩きができるような体力的なリハビリを専門トレーナーの下でし、入院からちょうど1ヵ月で退院してしまった。

退院したのには意図があった。退院して自宅で病人然としていれば、治るものも治らない。それには血流を促進して、老廃物を排除、新陳代謝の促進をする必要がある。

それを実行するのに簡単なのは、速足散歩が一番いいと思った。普通の同輩より若干、医学的知識がある者の直感的回復法であった。

1-3. TVで実証された速足療法

この方法が、最近観たNHKのテレビ番組、

「知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!?(びっくりはてな)」「がん克服のカギ」 【写真】

で、医学的に詳細に説明され、思わず膝を打ったものである。

ふくらはぎは第二の心臓と言われ、下半身の血液を上半身へ戻す働きがある。つまり、歩くことにより三つの心臓をガンガンにブン回すのだ。

しかし、1ヵ月も絶食した身体では、杖にすがって50mをやっと歩き、ベンチに転がり込むようにたどり着くざまだ。家内に伴われて近くの公園を毎日、やっとのことで1kmほどを歩く日が続いた。

「私もあのじいさんほど速く歩けるようになるかね」

と、のろのろ歩いている同世代の男性を見てそう言ったそうである。

1ヵ月も毎日歩き続けると、地に足がついたようなしっかりした歩きができるようになる。そして、普通の歩きよりやや速い並足?と、ちょっと急いだ速足を100mごとに変えて歩くようにした。

両手は前後に大きく振り、これにより上半身の血行も促進させる。肩こりなんぞも吹っ飛ぶだろう。

そして翌2023年の1月からは、散歩の距離を記録するようにした。何事も記録は重要だ。

エクセルを使い、その日の歩行距離だけを手入力する。すると、その月の累計歩行距離、年初からの累計歩行距離、それにその月の1日平均距離などが自動的に出るよう、計算式を埋め込んだ。

昨2025年12月には、4,000kmを踏破した。ニューヨークからロサンゼルスの距離に匹敵する。

2025年12月には、4,000kmを踏破した。

この全行程を、家内は私に何かがあってはいけないと、一緒に歩いてくれている。感謝に絶えない。彼女は、東海道五十三次を歩くような無料アプリを使っている。それによると、江戸ー京都を5往復したことになる。

1-4. 心づくしの家庭料理

退院してから、家内は私の体力増強のために料理に苦心した。youtube を探しまくり、私の身体に良さそうなものを毎日作ってくれる。同じものを食べることは1ヵ月に2回とないほど、毎日、違った、食欲をそそるようなメニューを考えてくれる。いまも続いている。

以下は、テレビ番組の要約である。

1-5. ガン細胞は糖類が好き

ガン細胞は糖類が好きだそうだ。経口による糖類、体内で生成される糖類を問わない。この糖類をエサにしてガン細胞は増幅する。

したがって、散歩のような運動をすることで糖類を消費し、ガン細胞に糖類が行かないようにすることが大事とのこと。

因みに、前立腺ガンの細胞は男性ホルモンをエサとしている。したがって私は、男性ホルモンが体内で生成されない薬を毎日服用している。

1-6. 有酸素運動と連れション細胞の撃退

ガン細胞の周りには、「正義の味方」的な細胞があってガン細胞の増殖を抑制している。しかしこの「正義の味方」的な細胞も曲者で、環境変化でガン細胞に都合の良い細胞に寝返る性質があるとのこと。それが連れション的にどんどん増えるというのだ。

それを防ぐには、少し急ぎ足のような、ちょっと小汗をかくくらいの有酸素運動をするとよいらしい。

有酸素運動とは、酸素を使って脂肪や糖を燃焼させる、長時間継続可能な運動のことで、ウォーキング、ジョギング、水泳、自宅でのもも上げ、それに階段昇降などがこれに当たる。1回20〜30分、週3回程度が目安。脂肪燃焼、生活習慣病予防、心肺機能向上に効果的という。

1-7. 証明された毎日の速足散歩

私はキャンサー・サバイバーとして、生に憑りつかれたように、ひたすら歩き、血流を促進することが延命につながると、雨の日以外は毎朝、家内と歩きまくってきた。昨年末には、その距離は4,000kmを超えた。ニューヨークからロサンゼルスの距離に匹敵する。

その生へのこだわりの一部始終は『ガンを叩きだした男 末期ガンからの生還』【写真】と題して、Amazon.comから電子書籍として販売している。

電子書籍としてAmazon.com から発売している。

ガンの発病を心配しているご同輩、キャンサー・サバイバーのご同輩、どうか希望を捨てずに一緒に頑張っていきましょう。

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2. 記録は励みと自信 ガン撃退!4500㎞踏破

【2026年8月1日記】

ガン撃退で始めた日課のウォーキング、去る7月24日、4500㎞を踏破した。2025年12月には4000㎞を達成していた。これはニューヨーク‐ロサンゼルスの距離に匹敵する。

この記事はドヤ顔記事ではなく、闘病者への激励記事である。

ソ連がウクライナへ侵略を開始したのが2022年2月。その年の8月、私は末期の前立腺ガンであることがわかり、余命1年弱と診察された。

切除等は不可能で、身体のあちこちに転移していた。

1ヵ月の入院中は、絶食して抗がん剤や栄養剤の点滴をうけた。お蔭様で体重は激減し、ひとり歩きもままならなかった。

医師はもう少し入院して養生することを勧めたが、私は点滴による治療が終了したのだから、入院している必要はないと主張し、さっさと退院した。

このまま入院を続け患者然としていたら、治るものも治らないという思いがあった。

私は、退院の翌日から散歩を始めた。当然ひとりでは歩けず、妻も心配して一緒に歩くことになった。近くの森林の多い相模原市立北公園であった。

私がなぜ散歩を選んだかというと、歩くことにより、第二の心臓と言われる左右のふくらはぎを使い、体内の血流をより活性化したかったからだ。入院していたらそんなことはできない。

最初のころは、杖と妻にすがるようにしてやっと歩き、50m先のベンチを必死に目指した。

2ヵ月も歩いて、2023年正月を迎えた。私は、歩行距離を記録することにした。何事も記録は大事だ。ことの良し悪しを後に判断できる科学でもある。

その日の歩行距離だけを入力すれば、その月の累計歩行距離、2023年1月1日からの累計歩行距離、その月の1日の平均歩行距離などが瞬時にわかるよう、エクセルに自動計算式を埋め込んだ。

これは健康を目指している闘病者には、大いなる励みになり、体力的な自信もつく。

普通に1日3㎞くらい歩く人なら、ざっと計算して1ヵ月100㎞、年間1200㎞ほども歩く。しかし、記録していると、自分がそんなに歩いているのか、と感心する。これが自信となり病状回復への励みにもなるのだ。

いまさら述べるまでもなく、ウォーキングは脂肪燃焼効果や生活習慣病の予防に効果的だ。

全身をしっかり動かせるため高い脂肪燃焼効果がある。

画像出典:西淀病院

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