第9話 地位の高いPR専門職
PR担当者は、教養がなくてはいけません。PR技術を発揮する知的背景には、古典文学や絵画、小説、音楽といった芸術一般などへの造詣や感性が重要です。英語ができる人は、自分から英語を取り外したときに、他の人と伍してやっていける…

PR担当者は、教養がなくてはいけません。PR技術を発揮する知的背景には、古典文学や絵画、小説、音楽といった芸術一般などへの造詣や感性が重要です。英語ができる人は、自分から英語を取り外したときに、他の人と伍してやっていける…

日本でも、いくつかの事件をきっかけにスクール・クライシス(学校の危機)への取り組みが開始された。しかし、日本はマニュアル制作に重点がおかれているのに対して、米国では対応「訓練」に重点がおかれる。しかも、専門の訓練会社がこ…

東京都豊島区が2005年度から「放置自転車税」を鉄道事業者へ課税するという。税の設定はともかく、これを鉄道事業者へ課税するとは、どういう了見だろう。日本しか通らないこの発想を糾弾する。 ◆ バカバカしい大学教授の発想か?…

◆ 沖縄上空、米軍機接触事故への外国人対応 企業に不慮の事態が起きた場合には、まず、事実を迅速に報道機関に公開するべきだ。また、責任者は、その職責の名誉と収入は、責任とセットになっていることを承知して就任すべきだし、こと…

◆ PRという用語の多用途的使用法 日本では、PR担当者はしばしば「パブ屋」とか蔑称される。日本ではほとんど単一民族国家と言ってもいいので、「他人によく見られたい」とか「他人への配慮」といったPRの本当の機能や有効性への…

◆ PRは女性の天職? 私は常々、そう思っている。20年以上もPRの仕事をしてきて(2004年当時)、正直なところ、実務面では、男性は女性にかなわないのではないか、と思っている。 過日、メディア・セールス(広告掲載営業)…

◆「新聞、とってません」「・・・!?」 最近、PRの仕事をしたいという若い2人の女性が、私のところへ来た。まさに、PRスペシャリスト(専門家)になる資質は備えていそうな、初めて会った時の印象が良い2人で、私は「これは使え…

◆ Love me, please! 「広告とPRは、どう違うんですか?」と、よく聞かれる。この質問にはPRに携わっている者でも、とっさには答えにくい。なぜなら、日本ではPRという言葉が、いろいろな意味で使われているから…

◆ 日本人は誰にも優しい 日本の大手企業の不祥事が続く。これでもか、これでもかという具合に。20年以上もPRの仕事をしてきて、じつに情けない。大手企業には、このようなさまざまな不祥事の予防策や対応策をまとめた危機管理マニ…

本稿は以下の表題による23回のシリーズ掲載を予定しています。 第1話 日本人のPR的こころ 第2話 PRごころは恋ごころ 第3話 PR専門家の資質 第4話 PR専門家の適性 第5話 PR機能および職責の地位 第6話 外国…